黒水牛・牛角(白)・牛角(色)・サイなどがあります。
黒くつやのある美しさが風格を醸し出す黒水牛、。そして、透明度のあるベージュ色に黒や茶褐色の模様が特徴の牛角は、美術品のような高級感を持ち、ともに、最もポピュラーな素材です。
象・鯨・カバなどがあります。
彫りに適したほどよい硬さで、精密な仕事に向いています。
特に象牙は耐久性に優れ、数世代にも渡って使用できる天然の素材です。
“アイボリー”とは、象牙色のこと。いつの時代にも、いつまでも変わらない気品と質感の美しい最高級の素材として長い間親しまれてきました。
柘・紫檀・白檀・竹根等があります。
木のハンコといえば、ほとんどが柘、成長が遅いため、緻密で硬く印材には最適です。
淡黄色で美しい木肌は使うほど手に馴染み、丈夫で気軽に使えるのがイイところです。他の素材と違うところは、なんといってもこの軽さ。携帯性に優れているのはもちろん、使う時の温かな感触も魅力です。
ろう石・水晶・めのう・虎目石・ひすい・砂金石等があります。
水晶といえば山梨県が有名なのですが、今ではほとんど輸入されているのが現状です。
しかし、長い間育まれた彫刻の技術は、今日も受け継がれています。色とりどりに輝く宝石に刻まれた美しい文字。特別なものとして根強い人気があります。
氏名、住所、科目等々、その用途は多岐にわたります。
かつては職人さんがゴム板に左文字を書き、手作業で彫り進めていましたが、現在ではパソコンと連動した写真植字やレーザー彫刻機が開発され、様々な書体やデザインを用いたゴム印の製造が可能になりました。
シャチハタに代表される浸透印も広い意味ではゴム印の仲間であり、公の書類への押印は認められません。
あなたの大切なはんこをやさしく守る印章ケースは、とても複雑な作業工程を経て製品になります。
その種類は外装材によって分けられており、牛革、トカゲ皮、ワニ皮が一般的ですが、山梨の伝統産業である甲州印伝(鹿皮に漆で模様をつけたもの、戦国時代の武具、甲冑に用いられた。)やろうけつ染め、最近では有田焼のケースまで登場しています。
さて、ここでは表札に文化を楽しみましょう。
その表札自体にも歴史があり、明治4年に各家の門口には必ず姓名、番地を記入した標札をつけるようにご命令が出て改めて表札が民家に普及してなんと、百十数年になりました。
素材として木、石、陶器などが用いられ、近年の住宅事情に合わせて様々な形、サイズが登場していますが、あえて私たちは、木製をおすすめします。
ヒノキ、さくら、一位など、伝統文化の香りがあるし、経済的だし、日本の家にはこの素材が合うのではないでしょうか。
六郷(市川三郷町)産の新素材オノオレカンバを紹介しましょう!
南アルプスのニオイがするNEW・INKAN・GOODS。はんこや表札に使われています。
六郷(市川三郷町)にきてコイツと会ってみれば、 きっと、あなたは、トリコになる?!