ハンコに関わるニュース 日本一のハンコの里
ハンコの行事
 十鐘山房印挙 
 ハンコの里・六郷情報
日本一のはんこ
■「不動如山」
市川三郷町商工会六郷支所の入り口に
巨大印があります。
「不動如山」動かざること山のごとし
武田信玄公の軍旗にも掲げられた一文です

はんこの行事

■印章祭
毎年10月1日、日本一のはんこの里の六郷地区において、印鑑供養祭が行われます。

この神事は、六郷印章業連合組合、市川三郷町商工会、市川三郷町等の主催により、その生涯を全うした印章に感謝の意を込めて、供養する事を目的としています。

印鑑供養は、神官のもと『四方固め〜降神の儀〜祝詩奏上〜玉串奉てん〜昇神の儀〜お炊き上げ(焼納供養)〜献杯』と、古式祭礼にのっとり厳かにとり行われます。

尚、六郷印章業連合組合では、無料で印鑑供養を行っていますので、ご希望の方は組合宛てにお問い合わせ下さい。

 貴重な印譜
■「十鐘山房印挙」

 十鐘山房印挙とは、1883年(光緒9年)、陳介祺が71歳の時につくった印譜集です。(陳介祺の家は十鐘山房と名づけられていた)

 今まで数多くの印譜集が作られてきましたが十鐘山房印挙は「印譜の王様」といわれ、また、十部しか作られなかったため、骨董価値が非常に高い印譜集です。

 では、なぜ、「印譜の王様」といわれるのか?

 まず、集録されているハンコの数がすごい。1枚に1印が押印され(両面〜6面に彫られているハンコもあります)30挙191冊に分けられていますが、そのハンコの数、なんと1万数百もあります。何しろ1万以上のハンコがあるのだから、押印するだけで1,2年はかかっただろうと言われています。

 次に押印されているハンコがすごい。押印されているのは、陳介祺が自身で集めた中国、戦国時代〜漢、魏晋時代つまり2000年ほど前に使われていたハンコです。これらの時代は、文字の変革期であり、文字(漢字)が完成された過程の時代であり、印譜を見れば、その時代時代の特徴を見ることが出来ます。また、現在の日本へ受け継がれてきたハンコの基礎が出来た時代でもあり、また、芸術的観点から見てもハンコの歴史上最高峰だといわれ、現在、印刻者にとってお手本とされています。ちなみに紙幣に印刷されている印影の書体を「印篆」といいますが、印篆の字書はすべて漢時代のハンコが基になっています。

 最後に印譜の状態がよい。陳介祺は有名なコレクターでもあるが、古印の研究家とも交流が深く、自らも研究していたので、質の高いハンコを集めることが出来、状態の良いもの、さらに印箋・印泥などを厳選し、当時では最高の環境で押印していると思われます。

 以上の事から、十鐘山房印挙は「印譜の王様」といわれているのではないでしょうか。実際、十鐘山房印挙の印譜は様々な古銅印譜集の印刷本の原稿に使われています。

 

六郷印章業連合組合